はじめに

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2020年10月6日火曜日

素人鰻

 

素人鰻

ウィルスは何時になってもヌラリのクラリ

何処へ行くかは鰻にお聞き 

 

ちっぽけで無力な人間は所詮本来のコロナの輪から抜け出すことは出来ないのは当然です。

今は小さなパクリ名のコロナに取り囲まれています。感染していなくても、中毒に罹ったかのような気分です。もがいても、もがいても、抜け出すことが出来ません。依存症とでもいったところです。今月も冷凍保存情報での食いつなぎです。小さい方のコロナです。

コロナにかかるまいと知恵を振り絞って、対抗、抵抗しようと試みています。好い加減な手段、言動も満ち溢れています。玄人、素人の情報合戦もあります。

 玄人の鰻料理人が酔っ払っていて蒲焼きが出来ず、素人が手出しをして、大騒ぎになる素人鰻という落語を思いだしました。

コロナに関わる専門家の中には、素人は余計な口を挟むなとお怒りの方もお見えのようです。

とはいえ、玄人の、専門家の先生の言い草にも大いに判らぬことがあります。玄人が言っていることで、酔っ払っているとは申しませんが、大丈夫かと思われるようなことが結構あるのです。

コロナは判らないことが多いとされ、テレビのワイドショーなどに出演している先生の中にはにわか勉強、一夜漬けで出てきて、ご高説を唱えた方も居るとか。隙を突いて、ド素人の私も一口挟ませて貰おうと思います。はたして、鰻を巧く捌けますか。

専門家のご高説で一番気になったのはマスク無能説です。

ウィルスはマスクの目より小さいから、全く防御の役に立たないというものでした。今では、フランス辺りでは、マスクをしていないとトッ捕まえたり、罰金を取ったりするようです。イヤダデモをやって感染したりしているとか。取り敢えず、無能説は否定されたようです。この説を唱えた先生の表情がうっすらと蘇ります。マスクの目はウィルスよりでかい。そんな物は楽々通り過ぎてしまう。しかし、素人の私でも異論がありました。小さいといっても空気よりでかいでしょう。ウィルスは単身ではなく痰唾の飛沫に居候しているようです。すごい厚着でマスクの目を通り抜けようとします。鼻や口から入るときは、ナンボかは単独行動のウィルスもいるかもしれません。出て行くときは唾浸しです。クシャミの瞬間、唾液とウィルスが分離するはずがありません。起源国からの発想では、多くのウィルスが逮捕拘禁の目にあうこととなります。無能説に納得がいきません。私は自身の高説の下、マスクの着装を心掛けていました。・・ウソです。花粉症対策です。花粉症のためにマスクを備蓄していました。警戒警報以前から準備していたことになります。何事も危機管理、安全対策の準備、心がけは大切です!

うがい意味なし説というのもありました。

ウィルスは口内に入ると5分以内に体内に侵入する。従って、外出から帰ってうがいをしても間に合わない。PCR検査というのをもっとやれの何のと、姦しいが、サンプルは鼻腔に綿棒を突っ込んで採取しています。口から唾液をとる方法もあるとか言われています。いずれにしろ、あの辺りに彷徨いているヤツを捕まえて、お取り調べに供しています。あそこに居るウィルスはどういうヤツなのか。何故吸収されないのか。血液で余剰となったのが逆流しているのか。余剰となるほど血中濃度が高くなっていても発症したり、自覚症状もない人が多く居ます。何事にも鈍い人は居るものです。

外から来たヤツは直ちに吸収される。うがいには意味がない。うがいに意味がないどころか、素早く飲み込んでしまえば、胃液でウィルスをやっつけられるというのもありました。アルコールが効くのだから、ウオッカを飲めば効果があると東欧の大統領がおっしゃったとか。エリツィンさんの親戚なんでしょう。うがいならウオッカでやれば、水より一層効果がありそうです。もったいない気もしますから、私は水だけにしておきます。

うがいに関しては意味なし説ではなく、治療効果説もありました。イソジンでうがいをすると治りが早いとか、発症しないとかいうことだったと思います。

大阪の知事さんが仰ったことです。本人は素人の筈です。治療効果があるなどと言うのは医師法に触れそうです。後ろに専門家がいて言わされたのでしょう。それとも、これはいい話だ。記者会見で喋れば、府民、市民、もしかして国民の好感度が上がるかもしれないなど、助平根性から言ったのかもしれません。どちらにしろ、元は玄人の見解でしょう。それにもかかわらず、ウオッカと同じ程度の信憑性しか感じられません。イソジンでなく水でもうがいで口中のウィルスは減ることは私でも考えついてしまいます。何時までも口の中に残って彷徨いている落ちこぼれウィルスを退治して、勝った、勝った、はないでしょう。後ろにいる専門家も困りますが、知事さん!大丈夫ですか。

コロナで自宅勤務している職員が、出張手当を貰っているがおかしくないかと自ら申し出ました。おかしくない。しかし見直しをする。我が愛知県の知事さんの見解です。おかしくない、間違っていない事を何で見直すのか。職員は全うです。対する知事様が全うだとは思えません。

他所の知事さんを批判するのはイケマセン。お詫びの印に自分のところの知事をクサシテおきます。

マスク、うがいに対する否定的な意見に反して、手洗いは超推奨品です。

手を洗うに際して、日常的な程度を遙かに超えるやり方がおすすめです。

♫小指と小指からませて・・♫ だけでは足りず全ての指を絡ませて指の間を擦り合わせる。爪の間をブラシなどで洗う。更に腕を忘れずに丁寧に。手の次は顔を洗う。

♫・手と手と足と足と手と足とおへそとおへそを擦り合わせ・・・・♫ 品のない連想です。謝罪削除としたい気持ちです。

石鹸屋の回し者かと思える程に丁寧なご指導です。手は無意識にそこらを触るので、結果として口内、鼻内をさわり体内にウィルスが入ってしまうと言うことです。

手洗いを徹底的にやること自体の効果をどうのこうのではありません。マスク、うがいの評価との比較で、手洗いの肩を持ちすぎという感じがします。手関連では握手はいけないがグータッチは良いというのがあります。指、掌は口に入れるが甲は大丈夫ですか。目を擦るとき甲でやっていることが多いような気がします。顔を洗うなら頭も洗わなくてはいけないのでは。顔や面を洗うより、目玉を洗わないといけません。加えて、着ている物は帰宅したらすぐ脱いで、洗濯しないと拙いのでは。そしてシャワーに入って全身を石鹸まみれにしてウィルスを洗い落とすべきでしょう。温かい今は大丈夫ですが、冬になったら風邪を引いて、発熱、肺炎・・・てな事になりかねません。コロナガ怒ります。洗いすぎると全身がカサカサになって皮膚病になるかもしれません。

鰻はヌルヌルで身を守っています。

専門家の宣旨の中には、日本ではコロナは11月をもって終熄するというのがあります。好いネ!をクリックしたくなります。さぁー、どうなることやら。コロナは何処へ行くのやら。鰻に聴いてくれ・・です。

 

では小噺を一つ。

 

ジャイアン

 

習主席を讃える行事の一つとして似顔絵大会が催された。全国各地から多数の作品が出品され、審査の結果、少年の作品が大賞に選ばれた。

司会「大賞受賞、おめでとうございます」

少年「有り難うございます」

司会「主席の特徴を上手に捉えて、姿だけでなく心の中まで見事に表現されているという、審査員の先生方の評価です。どのようにして絵を学んだのですか」

少年「はい。漫画、ドラえもんが大好きで、ドラえもんは勿論、のびた、ジャイアン、しずかちゃんを何回となく書いています」

司会「・・そうするとこの作品は若しかして・・ジャイアン・・で?」

少年「え、はい・・。いいえ、・・断じて主席です」

202010

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