はじめに

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2020年9月6日日曜日

日和見

 

日和見

あれこれ日和って迷ってみても所詮管見雨陽も知らず

 

中国共産党の支配、統治力は驚くべきものです。

コロナは武漢で始まり、世界を席巻しています。

コロナなんぞ、どうって事はないと言っていた人が、私が知る限りでは世界に3人居ました。WHOのテドロス事務局長、USAトランプ大統領、伯ボルソナウ大統領です。火元の中国習主席は何も語らなかったように思います。

テドロスさんは人から人へは感染しない、中国からの人の流れを止める必要はない、と極めて基本的なことを世界に向かって言い放ちました。

コロナ関連の専門家も含めての流言飛語に多くの人が惑わされました。中には消毒剤などを飲んだりして、死んでしまった人も結構居るようです。それでも何万という数には至っていません。

テドロスさんのお言葉を世界中の国が一時信じました。火元は別にして、この人がコロナを世界に広めた立役者です。百万人に至らんかというほどの人が亡くなっている元凶です。

トランプさんとボルソナウさんは、コロナは普通の風邪みたいなものだ、心配無用と自国民に言いました。この二人の国が、感染者、死者ともに今や世界の一位と二位を分け合っています。

何も言わなかった習さんの中国は感染者数世界十傑に入っていません。男は黙って、を地で行っています。どうですか!武漢では、大勢の人民(!)が大型プールでハシャギ回っている姿が報道されています。もう何やっても大丈夫です。感染者はおろかウィルスの欠片すらなくなったようです。発生当時、武漢の病院での阿鼻叫喚という表現がぴったりの患者達はどうなってしまったのでしょうか。皆さん、どこかへ行ってしまったのでしょうか。全員墓場という事は無いでしょう。元気に家に帰ったのだと思います。

ここに至ったのは、なんと言っても中国の制度によるところが大きいと思います。武漢ではほぼ完璧の封鎖が行われたようです。市は完璧に封鎖され、内外の交流は絶たれました。人々は家など一定箇所に閉じ込められ、自家製の牢屋にいるような状態であったようです。私の認識では、あの国には勝手な行動をしがちな人々が結構居る筈です。その彼らが、規制に従ったのです。従わされたというのが妥当かもしれません。規制に従うべき力の行使がなされたということでしょう。これが優れて功を奏し、今や武漢は発生前の状態に全面復帰しました。プールではしゃぐ人々は明るく幸せそうです。共産党独裁制度による人民管理の勝利です。阿鼻叫喚の世界を脱し人民は幸せを取り戻しました。結果を見れば、この制度がいかに優れているか判ります。評価すべきです。生死に関わる戦いは結果です。途中経過などは余分なことです。

我が国の要請などと言う甘っちょろい規制では、都知事様の出番が減る気配すらありません。ご苦労様です。

日本にも、日本共産党という政党があります。中国共産党と同じような思想信条をもつ政党だと思います。我が国のコロナは、米伯はもとより、他の国々と比べてよりましとは言え、一進一退の感じです。同じ共産党ですから、コミンテルン繋がりで、本当は対策の方法を知っているのではありませんか。でないとしたら、友党のよしみで、一つノウハウを教えて頂いてはいかがでしょうか。力を得て、日本で革命を起こして貰うのは御免ですが、コロナ対策案だけを助言して頂けたらと思う次第です。勝手すぎますか。

それに引替え、ファースト国の体たらくは困ったものです。大統領と知事が対立したりしていますが、断然ファーストの地位を確保しています。

私は米国で感染が広がりやすい原因を、チコちゃん並に、知っています。日本人選手の活躍が楽しみで、MLBの野球を頻繁にTV観戦しています。あの選手達の行動を見たことがあるでしょう。ベンチの中の汚いことと、そこへ「ぺっぺ、ぺっぺ・・」と唾だか痰だか判りませんが吐き散らしています。コロナは飛沫感染が主なようです。痰唾は飛沫の源泉です。国技として全世界の人が見ているのを気にすることもなく、「ぺっぺ、ぺっぺ・・」です。国内のあらゆるところでやらかしていると見るべきでしょう。国技です。全国津々浦々に痰唾汚染環境が広まっていると考えられます。珍説ですか。説得力があると勝手に思っています。

反論があると思います。見事コロナを克服した中国人も痰唾では引けをとらないではないか。賛成です。何が違うかです。自由と民主主義などと、国民を甘やかす制度と、不届き者には有無を言わせぬ制度との差が根本です。後者の優位性をもっと認識すべきです。

 伯の場合は人口比から言えば、米の上を行きます。自由、民主の制度は同じです。衛生環境の良くないファベーラの比率が高いことが一番効いていると思います。加えて、自由の上を行く好い加減さです。8時だよ!全員集合!8時集合の約束で出かけたある日本人は、30分経っても誰も来ないので仕方が無く家に戻りました。間違った判断でした。8時集合とは8時台に集まれば好かったのです。8時59分までは有効期限です。そうね、だいたいね。です。

ボルソナウ大統領は自らコロナに感染しました。トランプさんより上です。国民とともにです。感染、発症中に人前に出てマスクを外し、ほらこんなに元気だと、集まった人たちに愛嬌を振りまきました。愛嬌だけが振りまかれたとは思えません。都知事的言い回しをすれば、with coronaです。伯語ではcom coronaです。どうでも好いことです。国民の上を行く好い加減の極みです。

コロナ対策に負けず劣らず、中国共産党の制度、政策で素晴らしいのが香港対策です。ほんのこの間まで、デモで騒然としていました。若者は傷つき、憤っていました。同じ人権問題の米black lives matter運動は収まりが付きそうにありませんが、香港は収束に向かっているようです。

欧米諸国は怪しからんと非難しています。約束した50年間の一国二制度の破壊、放棄だ。国際的約束に反している。

元はと言えばイギリスがアヘンと武力で取った土地を返すに中っての約束事です。破って好い約束というのは約束とは言えません。その通りです。でもねぇ・・・。

香港の当事者にしてみれば、香港で作られそうな法律に反対して何とか潰したと思っていたら、本国が勝手にそれよりきつい法律を作って、捕まえられてしまいました。議会に出て抵抗しようとしても、この法律に反対する輩は駄目だと、資格審査で出るに出られません。そういう法律のようです。お前が今までやっていたことはこの度の法律に反するからとっ捕まえる。法治国家だから法に従え。法に従わぬ輩は国家に対する反逆者だ。参りました。降参です。私としては、絶対に国家の側に立ちたい。居たい。反逆者側では耐えられそうもありません。「卑怯者さらば去れ、我らは赤旗・」・そう非難されそうです。どちら側の歌でしたっけ。間違いですか。

それにしても、事後法で捕まえるなんぞは怪しからん事です。しかし国際的にこれをやらかしたのは、アメリカを筆頭とする欧米諸国です。東京裁判では逮捕されただけではなく「death by hanging」までやらかしています。

選挙権の制限も困ります。

アメリカ大統領戦が行われています。この度、初めて知りました。世界の民主主義のリーダーと認識されていたアメリカにも制限がありました。それもかなり陰険な方法です。立候補制限ではなく、投票制限です。投票に際し、写真付の身分証明書がないと投票所には入れないようです。写真付身分証は運転免許証のほかに一、二あるようですが、低所得者、下層階級者は保有率がかなり低いようです。持たない層の人は投票権があっても、投票ができません。代わりに郵便投票という方法があります。郵便ポストの削減、自動仕分け装置の廃棄。新たに任命された郵政関係のボスがこれを実行し、投票妨害、遅延による無効票化を図っていると噂されています。陰険です、陰湿です。それを堂々とやれるというのも奇妙ではあります。権利を与えて使わせない。陰険です。中国は堂々としています。俺が駄目といったヤツは駄目。権利など与えません。。

こういった選挙における制限は米中のような大国に限りません。日本にもあります。日本では立候補に際し供託金が必要です。国会議員で300万円。一番安い市議会議員で30万円です。私の懐と相談してみると、一大決意をすれば市議ならいけそうです。国会議員は御免なさいです。供託金は一定の票数を取れば返ってきます。デモ、返してもらえるだけの票は無理です。保釈金は、言われたことを守れば召し上げられません。自分の意思で没収を免れることが出来ます。供託金は自力ではなんともなりません。これは立候補に対する所得乃至は資産制限です。

その他の国のことは知りませんが、選挙の制限は日米中ともに似たようなものです。言いすぎですか。

中国は、なんのかんのと言われても、武漢、香港で成果を上げています。ひとえに中国共産党のお蔭です。

中国共産党をやけに持ち上げているではないかと批判されそうです。

此度の法律は香港、中国に留まらず、全世界に適用されるようです。一国二制度ではなく、全世界一制度です。

今年に入って県外はおろか市外に出たことも記憶にありません。ましてや、中国に行く機会も意思もないので捕まえられることはないと思います。しかし、香港の人を本国に拉致してぶち込んだ実績、実力のある国です。日本の北大の先生は先方の学会かなんかに招請されて行き、スパイ容疑で2ヶ月もぶち込まれました。コロナに対するのと同じように自粛対処して用心しておいた方が好いと判断したのです。私は中国、中国共産党、並びに習近平さんの悪口を言ったことはありません!絶対、殆ど、大抵、多分・・・。そう聞こえたとしたら、全てを取り消します。お許しを。断固日和ります。

 

では小噺を一つ。

 

維尼熊

 

香港での学会に出席していたオーストラリア人が突然保安当局に拘束された。

豪「ナンデ、ワタシツカマッタ?」

当局は動画を見せた。何年か前に、オーストラリアでネットに投稿した動画だった。当人がUFOキャッチャーでぬいぐるみをつり上げ、気に入らないといった風情でそれを放り投げていた。

豪「ワタシノドウガダ。ズットマエニトッタ」

保「維尼熊者習近平主席。不要動画。即国家転覆罪。光陰者百代之過客

習近平は小熊のプーさんに似ている。そのプーさんをつり上げ、放り投げるのは国家転覆を意図したものだ、何時かなんぞは問題にしない、と言っているらしい。

豪「プーサン?チガウ、チガウ。made in china のムカシノヌイグルミ。パクリモノ。ホントノプーサンジャナイ。ダカラ、ナゲタ」

保「錯誤?」

豪「チャイナ、カオニンショウジョウズ。プーサンジャナイ。スグワカル」

保安員は直ちに動画のプーサンの顔認証を行い、結論を出した。

保「了解、納得。非維尼熊。無罪放免!」

 

20209

 

 

 

 

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